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Recommend Item 【FULL ORDER TIE & ASCOT TIE】

当ブログをご覧いただきありがとうございます。
Recommend Itemでは当店で取り扱う製品について、ブランド情報やスペック、推奨ポイント等を
私なりの言葉でお伝えさせていただきます。 

ファインテーラリングプルームでは新進気鋭の若手職人と協業し、新たなオーダーアイテムを取り扱いいたします。
そのアイテムは、”フルオーダーネクタイ”・”フルオーダーアスコットタイ”の2種となります。

クールビズやリモートワークなど、ビジネスウェアーのカジュアル化が今では当たり前となってきていますが、スーツ同様ネクタイの境遇も制服としての役割が薄れてきています。しかし、そんなことはどうでも良いと私個人は常々思っています。なぜなら、スーツも、もちろんネクタイも、それ自体に完成された”格好良さ”があるからです。格好いいからスーツを着る、格好いいからネクタイを締める。
それこそがユニフォームではなく、ファッションとしてあるべき姿なのではないでしょうか。スーツやネクタイから紳士としての拘りや大切な矜恃を見出しておられるお客様方ならば、時代背景などは些細なことではないでしょうか。

さて、前置きというかよくわからない語りが始まってしまいましたが、改めてフルオーダーネクタイ・アスコットタイをご紹介します。

“ フルオーダーネクタイ ”
Width:8.0 – 9.0 cm
Length:150 – 160 cm

ファインテーラリングプルームのフルオーダーネクタイですが、“セッテピエゲ(セブンホールド)”仕立てとなります。セッテピエゲ(Sette Pieghe)とはイタリア語で、“sette(7つの)”“pieghe(折り目)”という名前の通り、通常の2倍の生地を7つ折りにして仕立てられたネクタイの最上級製法の事です。このセッテピエゲ縫製のネクタイは、スカーフのような柔らかさとダブルフェイスにする事で生まれる重厚感あふれるネクタイになっており、複雑かつ繊細な製造工程であるために職人によるハンドメイドでしか製造をする事が出来ないラグジュアリーでクラシックなネクタイです。

その中でもファインテーラリングプルームの拘りとして、ハンドロールで巻く距離を通常より長くとっており、尚且つアイロンを使用せずに折りたたむことで、より立体的な仕立てとしなやかな表情を体現しているのです。
もう一つの拘りは、ネクタイ専用の生地はご用意しておらず、スーツやジャケット生地からお好みの生地をセレクトしていただき、ネクタイへお仕立ていたします(※一部ネクタイに不適合な生地もございます。)ので、まさに”フルオーダーネクタイ”ではないでしょうか。

“ フルオーダーアスコットタイ ”
Width:11.0 – 13.0 cm
Length:110 – 120 cm

アスコットタイという名前はイギリスにあるアスコット競馬場が由来で、19世紀にアスコット競馬場で競馬を楽しんでいたイギリスの上流階級の人々が、フロックコートやモーニングコートと合わせて着用したのが始まりと言われています。
幅広でボリュームのあるアスコットタイは、ネクタイにはないラグジュアリーな雰囲気を演出してくれます。一味違った紳士のお洒落を楽しみたい、大人のお客様にぴったりなアイテムと言えます。工夫しだいで色々な着こなしが楽しめる、それがアスコットタイです。

ファインテーラリングプルームのフルオーダーアスコットタイは、結びやすいように首に当たる部分を細く折り畳んだタイプです。
もちろんフルオーダーネクタイ同様、ネクタイ専用の生地はご用意しておらず、スーツやジャケット生地からお好みの生地をセレクトしていただき、アスコットタイへお仕立ていたします(※一部ネクタイに不適合な生地もございます。)

今回のRecommend Itemは、『FULL ORDER TIE & ASCOT TIE』 について書かせていただきました。2種類のフルオーダーアイテムに関するご質問やご相談がございましたら、当ホームページのCONTACTからお問い合わせ、もしくは直接お電話にてお気軽にご連絡くださいませ。